創造学園高等学校|卒業生・内定者・合格者の声
内定者・合格者の声
上島卓也くん
今は理学療法士を目指して専門学校に通学しています。 通っている専門学校は勉強量が多くて、90分授業を毎日4時間、月曜から金曜までみっちり勉強しています。
今は座学中心で知識を増やす時だと思っていますが、先日整形外科へ実習にいった際に患者さんが治っていく様子が目に見えてわかったのが、とても新鮮でした。 そういうものは座学ではわからないですから。授業の欠席はしていません。休むと就職に響くと言われていますし、勉強をもっとがんばらないといけないと思っています。
高校生活を振り返って、ですか。ただただ、「バレーをやっていて良かった」と思います。 やっている時は…それは厳しいことや辛いこともたくさんありました。 でも、今専門学校でバレーボールから離れてみると「1つの目標のためにあんなに頑張ったという事実は、何にも変えられない達成感のもと」だと思います。 僕たちの代は、県で負け続け、全国に行く夢は叶いませんでした。最後の県総体でも負けて、全国が無くなってしまった…けれど、その北信越総体で優勝したことは強く思い出に残っています。 バレーやって良かった、と。
創造学園の後輩にアドバイスと言われても、大したことは言えないですけれど…。 まあ、何か目標を持って高校生活を過ごして下さい、ということですかね。 どんな小さなことでもいいんじゃないですか、スポーツでも、勉強でも。 その小さなことに向かって頑張って臨むことで、「達成感」を得てほしいと思います。
振り返った時にやって良かったと思えることを、ぜひ見つけてほしいですね、僕がそうだったように。ありがとうございました。
専門学校星城大学リハビリテーション学院(H21年度卒、辰野中出身)
【H23年3月来校】
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竹村翔太くん
今の大学生活は、高校時代よりも充実しています。
教育学部で数学教員を目指しているので、高校時代よりもかなり勉強していると思います。向こうでは兄と一緒にアパートに住んでいて、「自分のことは自分でやる」という毎日です。 肉じゃがなんかを作ったりすることもありますよ。
サークルはサッカーサークルに入っていますが、高校の部活動というものとは違って、これも「自分たちで考えてやる」感じがしますね。 勉強にしてもサークルにしても生活にしても、「自分で」というのが大学生らしさかもしれません。
創造学園に通っていた頃を振り返ると、当時は「こんなものかなぁ」という気持ちもありましたが、終わってみれば考え方が広がったように思います。 視野が広がったというか、大人になったというか…柔軟な物の見方ができるようになったと感じますね。 他では経験のできないことを過ごした3年間だったかもしれません。
何か思い出と言えば、クラス担任でもあった宮崎(裕司)先生の数学の授業が印象に残っています。 ふと「あ、こういう先生になりたいな」と思ったことがきっかけで、高校教員の免許を取ろうと思うようになりました。
後輩にメッセージですか。 何か良いことを言った方が良いんですかね(苦笑)。
そうですね、高校時代にはきっと、「こんなの意味無い」「こんなの辞めたい」「投げ出したい」と思うことはあると思います。 でも、「今あることをやり遂げること」が大切で、そこから何かが変わると思うんです。 楽な方に流されたい気持ちはわかりますが、今目の前にやってみたらどうか、と思います。 僕もそんな時があって、あの時投げ出してたらその時は楽だったかもしれないですが、今の大学に現役で合格することも無かったんじゃないかなと思います。
将来の夢は、漠然とした言い方をすれば人に影響を与えられるような仕事に就きたいです。
小さなことでもいいから、僕が関わったことによって「見方が変わった」「考え方が広がった」と言ってもらえるような、そんな仕事をしてみたいですね。
今日はありがとうございました。
文教大学教育学部教育課程数学専修(H21年度卒、伊那東部中出身)
【H23年3月来校】
失業補償を申請する方法
清水竜馬くん
高校を卒業して、会社員として働いています。
業務内容は車のターボのタービン(軸・翼車の溶接、モーターに風を送る)を作っています。 気をつけていることは、不良品を出さないための対策ですね。 お客様の要望にどれだけ製品として応えられるかだと思います。
社会人と高校生の違いですか。社会人は、働いた結果で給料をいただいて、そして自分の趣味の時間を作っています。 高校とは感覚が違いますね。僕の休日は、地元の子供たちにサッカーを教える手伝いをしています。
高校を振り返ると、創造で学んだ挨拶や礼儀、それが社会に出たときに目上の方への気遣いとして表れていると思います。 また、高校時代に作った友人は貴重ですね。今でも悩みを打ち明けたり、お互いの近況を報告したりと、交流があります。
後輩に一言ですか。
僕は残念ながら途中で部活を辞めました。それが、良いこととしては自分の失敗体験談としてサッカーを教えている子供たちに教えられることです。 「こうすれば良いよ」というアドバイスは、自分が経験したことだから言えることでもあります。 良いこととしてはそうですが、もう一方ではやっぱりもうちょっとやっておけば良かったとも思います。 教えている小中学生の頑張っている姿を見ると、そう後悔するところもありながら、やっぱり高校には戻れませんから、気持ちを切り替えてサッカーを教えています。
創造学園の後輩には、部活をやる大変さ・厳しさもわかるけれど、そこで得られる満足、後で振り返った時にわかるものがあると伝えたいですね。
将来の夢・・・と言われても、そんなに大それた夢ではありません。でも、仕事を続けながら、休みの日に楽しく過ごせる家族を作りたいと思います。
株式会社IHIターボ(H20年度卒、上松中出身)
【H22年12月来校】
大塚英莉奈さん
自宅で行うことができますキャリア
小学校の頃から「歌の道に進みたい」とオーディションを受け続けて、今は専門学校に通いながら夢を叶えるべく充実した毎日を過ごしています。
週に1回は(事務所のある)神奈川に行き、作詞作曲を勉強しつつ、レコーディングをやりつつ…そして事務所の先輩のライブを見て学ぶという日々ですね。 これらは学校では学ぶことのできない「授業」でもあります。専門学校では就職氷河期のこの時代に社会人としてのキャリアデザインを考えています。 私はデザインに興味があったのでそちらの勉強をしています。
高校時代を振り返ると、創造の先生方は明るくて、話しやすかったですね。 大人とのコミュニケーションをそこで学んだように思います。また、今専門学校でデザインの勉強をしていると、私はマンガ・アニメ科卒業なので絵が描けるのが活きているように思います。
高校時代の思い出といえば、やはり文化祭(創造祭)のステージですね。なかなか人前に立つ機会は無かったので、毎年一回のそういった機会は貴重で、大切にしていました。
後輩にメッセージ、と言うと・・・。
そうですね、創造学園にはいろいろな部活があり、いろいろな専門科がある。それは「自分のしたいことを大切にできる学校」だということです。 だからこそ、後輩の皆さんには夢を諦めないでほしい。野球が好きなら野球を、私のように歌が好きなら歌を。 大学に行ったり大人になったりしたらできない、高校の時にしかできないことがあると思うんです。そして、高校時代というのはちょうど何でも吸収できる年齢ですからね。
私の将来の夢ですか。
はい、「名前の残せる」アーティストになりたいです。これからも夢のために頑張りたいと思います。本日はありがとうございました。
国際コンピュータビジネス専門学校クリエイトデザイン学科1年
(H21年度卒、信州大学附属松本中出身)
【H22年10月来校】
大内範子さん
社会人生活は、学ぶことがたくさんあります。日々勉強だと思っています。
コミュニケーションの大切さを痛感しますし、また高校の(環境福祉科の)時の実習という短い期間では学べなかったことも、毎日の仕事で勉強しているように思います。 「どんな会話をすれば喜んでもらえるか」「ここではどういう会話が適しているか、逆に適していないか」ということを 考えながら会話を進めるうちに、どんな人でも対応できるようになったと思います。
自分の将来を決める大切な時期にいろいろな先生方にお世話になって、よく考えることができたと思います。
環境福祉科に入学しましたが、当初はそこまで介護の仕事を自分の仕事とは考えていませんでした。 しかし、福祉科の先生方と話していくうちに、「私には介護職が向いているのかも」と思うようになり、そこから将来の仕事として現実的に考えるようになったと思います。
後輩へのアドバイスとして、先輩・年上の方々に対する敬語、礼儀、挨拶を今のうちに学んでおいた方が良いと思います。
高校を卒業して社会に出れば周りはみんな年上で、職場の同僚も、仕事に関わる人もみんな自分より年輩の方ばかりです。 そこに関係することですが、どの仕事でも必ず「人間」はついてまわるものですから、人間関係をおろそかにしていたら自分も向上できませんし、仕事も上達しません。 自分の意見も大切ですが「まず自分はこうだから」ではなくて、「相手の意見を聞き入れてからの自分の意見」にした方が良いと思います。それこそ、コミュニケーションが大切ですね。
また、社会人としてやっていくからには「責任」というものが必要不可欠です。 18歳でも、24歳でも、38歳でも、社会人になったら責任は一緒です。 そんな時、社会では「報告」が重要になります。社会に出て「報告しない」というのは、社会人失格なんだと感じることもありました。
これからも、充実してやりがいのある仕事をできるように日々努力していきたいと思います。
社会福祉法人平成会グループホームなごみ 勤務(H21年度卒、松島中出身)
【H22年6月来校】
※インタビューにご協力いただいたOB・OGの皆様、ありがとうございました(学年等はインタビュー当時のものです)。
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