キャリアカウンセラー川村貴子のブログ - 株式会社 人財堂
就職活動の掟【その②】
こんにちは!!
今日は朝から雪・雪・雪
寒いですね~
水戸の偕楽園では寒くて梅まつりに梅が咲かないといった切実な状況です。
まだまだ雪が降りそうなので、事故などには十分気をつけてくださいね!
(人財堂の裏の久保台小学校です。雪がどんどん降ってます)
さてさて、今回も前回に引き続き、
就職活動の掟【その②】
"自分が自分を深く理解する!"
です。いわゆる自己分析とか自己理解とか言われています。
でも、自己分析とか自己理解とか言うと、適性検査をやったほうがいいのか?とか性格診断をやったほうがわかるのか?などとアセスメントの力を借りようとする人が多いのですが、そうではありません。
自分のことを自分でしっかりと知ってほしいのです。
なにも難しいことを言っている訳ではありません。
自分がどんなことが好きなのか?嫌いなのか?
どんな性格なのか?
どんな強み・弱みをもっているのか? などなどです。
私は、キャリアカウンセリングの時によくこんな質問をします。
「最近嬉しかったことはどんなこと?」
「最近イラッとしたことはどんなこと?」
すると、他愛のないような内容の中に、その人らしいエピソードが出てきます。
そこから、良くも悪くもその人らしいキーワードが発見できたりするんです。
セールスポイントや自己PRという言葉になると、"ものすごい自分"を見つけなければと力が入ってしまって逆に"自分らしさ"を見つけることが出来ず、応募する企業の求める人物像に自分じゃない"採用されるための自分"を作り上げてしまうことがあります。
"自分が自分を深く理解する!"ということは、そういうことではないのです。
毎日の中で何気なく当たり前にやっている中にも"自分らしさ"はいっぱいつまっています。
昨年、就職のサポートをしていた大学4年生の男性のお話をしたいと思います。
彼は、とても真面目なのですが緊張しやすく、面接が全く通らずに4年生の秋になっても内定が出ずに相談に来ました。
彼は、「私は特に何かすごいところがあるわけでもないので、自己PRをどうしたらいいのか分からないんです。」と本当に悩んでいました。
でも、聴いていくうちに、旅行をすることが好きということがわかり、旅行に行くといつも友人や家族にお土産を買うために、「どんなものが喜んでくれるかな?」とたくさん考えて時間をかけるということを照れくさそうに話してくれました。
どうですか?彼のちょっといいところ感じませんか?
話下手だけれど、優しい温かい人柄が伝わってくるでしょ!
それを文章や言葉で表現していけば、それがPRポイントになり、これこそが自分を知ることなのです。
あなたがあなた自身を理解しない限り、他人は理解できません。
まずは、あなたが自分自身を振り返ってみましょう!
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